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September 2016

 久しぶりのコラムだ。
なんか最近ずっとこの書き出しだな…。


だが今回は少し訳がある。
と言うのも、実は昨年の11月末位から、バンドそのものの活動が滞っていたためだ。

別に「メンバーの仲が悪くなった」とか、よくある「音楽性の違い」とかそういう訳ではない。
この年齢位になるとバンドを続けるにあたって、色々とあるものだ。
だがそれも解消し、なんとかメンバー揃って活動再開できたのでコラムもまた書きだした訳です。


さて、そんな中まったく話は変わるが、東京から神戸に移り住み早くも数年になるが、ここ2~3年位、街中・電車の中で違和感を覚える事がある。
その理由はだいたい20歳以下位の若い子の言葉だ。
(こう言うと自分がとても年寄りみたいだが・・・)

関西にもかかわらず「○○でさ~」と言葉の語尾に「さ」を付ける。

言葉なんてものは時間と共に変っていく物だ。
今から100年前も今と変らぬ言葉で話してた、なんて事はないし、500年前、1000年前となると日本語でも全然違う。

しかし、言っているのはそういう言葉の変り方ではない。
語尾に「さ」を付けるのは、もともと関東の方言だ。
(関東の言葉=標準語と思っている人が多いが、標準語とはテレビのニュースキャスターがニュースを読んでいる時に使っている言葉等を標準語と言い、「~でさ」とか「~じゃん」なんてのは標準語とは言いません。)

メディアの発達によってこうなったのか、東西の垣根が交通の発達によって無くなったのか理由は知らないが、東京の物や東京中心のメディアで扱っている物だけになると、なんだか寂しい感じがする。
別に方言を大事にしようとか、方言を使って残していこうとか、そういう事ではなくて、なんでもかんでも流行に乗るのはいかがなものかと思っているのだ。

とまぁ、ひねくれた相変わらずな自分ですが、ライブ活動もこの秋から再開します。
こんな駄文に付き合ってくれてる方々、お待たせしました。

ライブハウスでお会いましょう。

 

2016年9月 KAZU

 

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