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October 2015

 久しぶりのコラムだ。

「いい加減に書け!!」とメンバーに叱られないと書かない適当でいい加減な自分です。


そんな自分が「いい加減にしろ!」と突っ込みを入れたくなるような事を何故か次から次へと今の政府はやっている。
なんでも近い将来、小学校の道徳の授業も評価・採点するらしい。

「そもそも道徳に正解なんてあるのか?」


それになにより、今の政府の安保法制の理屈で道徳の授業をやると、こんな答えが正解になってしまう。

【問】
あなたは電車で座っています。
ある駅でお年寄りが乗ってきて、あなたの前に立ちました。あなたならどうしますか?

【答】
お年寄りの様に見えるが、ただの老け顔の人なので、実際は見た目以上に若い人と「解釈」したので、そのまま座り続けました。


【問】
A君とB君が喧嘩をしています。あなたならどうしますか?

【答】
A君と仲が良いので、二人でB君をやっつけました。


なんだかなぁ~。

お笑い芸人の回答ならこれでいいだろうが、こんなことを実際に学校で教えると大変だ。

だが学校の上の文科省の大臣を選任している内閣がこうなんだから大丈夫か?

まぁ、学校の教科書にはこう書かないだろうが、道徳の授業で喧嘩はダメ!イジメはダメ!というのであれば、理由はどうあれ戦争もダメとなるはずなんだがなぁ~。

そもそも人に物を教えるときに、「オレはいいけど、子供はしてはいけない。」というのでは、まったく説得力が無い。

なにも今の安保法案=戦争法案とは自分も思わないが、道徳なる物を学校の授業に取り入れている以上、もう少しまともな大人達であってほしいと思う。

・・・と、数ヶ月コラムをさぼってたいい加減な自分が思う。

 

2015年10月 KAZU

 

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