November 2014
久々のコラムだ。
個人的に色々と忙しく、なかなか書ける時間が無かった(単なる言い訳です…)。
この秋、バンドの活動状況はどうだったかというと、鳥取での初めての野外ライブだったり、かれこれ4~5年ぶりの東京でのライブだったり、これまた久しぶりの姫路でのライブだったりと、メンバーチェンジ後、初の場所でのライブばかりだった。
(ちなみに鳥取はバンドにとっても初めて)
新しい出会いや、懐かしい方々との再会、いろんな刺激を受け、お陰でバンドにとって良い糧となった。
特に東京では4~5年ぶりと、時間を置いたにもかかわらず、多くの方が遊びに来てくれた。
本当に有難いことである。
これを機に、一人でも待ってくれてる人がいる限り、東京にまた行こうと思う。
そんな感じで、あっという間に10月も後半にさしかかり、今年もあと2カ月足らずになろうとしている頃。
最近ではハロウィンなるものが流行っている。
本来、悪霊等を追い出すための宗教行事だとか云々・・・自分も詳しくは知らない。
アメリカの方で子供達がお化けの恰好をして、各家々をまわって「トリック・オア・トリ―ト!!」と言うとお菓子がもらえる。
そんな行事だと思ったが、日本に入ってきたら、単なるコスプレパーティーに変わっていた。
個人的には、こういう日本人の異文化等に対する寛容性、したたかさは好きである。
宗教にとらわれず、楽しそうだったり、商業的だったりと、理由は色々あるが受け入れる。なかなかこういう国は少ないんじゃないかなと思う。
逆に、こういう国が多くなれば、争いごとも減るんじゃないか・・・(いかんいかん、話が大きくなってきた)
とにかく、ハロウィンにしろ、クリスマスにしろ、盛り上がればそれで良いじゃないか。
たまに「何を浮かれているんだ。元々の意味も知らずに」とかいう頭の固い人達がいる。
しかし日本の文化だって全部オリジナルという訳じゃない。今、書いている漢字だって、元々中国の物だ。所詮、そんなもんだ。
最初はあれこれ言うが、根づいてしまえば、どこの国のもので、どんな意味があってとかは関係ない。
自分達流に良いものにしていけば、それでいいと思う。
それに自分はロックンロールなる西洋かぶれしたものにどっぷり浸かり、それ中心の生活をしてる。
そんな自分がほかの文化を否定する訳にいかないだろう。
・・・と、これだけあれこれ買いときながら、結局、今年のハロウィンは何もしてないんだけどな。
2014年11月 KAZU